家づくりの話になると、よく「断熱が大事です」という言葉を耳にします。
では、断熱とは一体どういう仕組みなのでしょうか。
断熱とは、簡単に言うと外の暑さや寒さを家の中に伝えないことです。
断熱のしくみ
日本の住宅の約85%は、「グラスウール」という断熱材が使われています。
あの黄色やピンク色の、ふわふわした綿のような材料です。

多くの方が、「断熱材そのものが暖かい」と思っていますが、実はそうではありません。
断熱しているのは、グラスウールではなく“空気”です。
空気は、熱をとても伝えにくい性質を持っています。
ただし、ここがとても重要なのですが、
空気は動いてしまうと断熱性能がなくなります。
そこで必要になるのが、空気を動かさないこと。
グラスウールは、綿のような繊維の中に空気を閉じ込めて、動かないようにするための材料なのです。
これは、私たちが毎日使っている「布団」と同じ仕組みです。
布団の中の綿は、空気を閉じ込めることで、外の冷たい空気を体に伝えないようにしています。

つまり、グラスウール断熱とは、
「家を布団で包んでいるようなもの」 なのです。
断熱とは、特別な材料で暖かくするのではなく、
空気を動かさないことで、熱を伝わりにくくする仕組みなのです。
